こんばんは。前主務の長手です。
いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
1/25(木)〜1/29(月)に開催された「第44回 大阪市障がい者スキー教室」に王子・長手・西川・増田・山下の4回生5名がボランティアとして参加しました。
長野県飯山市の北竜温泉スキー場にて開催されたこのスキー教室は今回で44回目を数える歴史あるもので、数年前から天理大学ラグビー部の部員もボランティアとして参加させて頂いております。
1/25(木)に大阪の舞洲障がい者スポーツセンターを出発、長居障がい者スポーツセンターを経由し、夜行バスで現地に向かいました。全盲の方、車いすに乗っておられる方のバスの乗降をサポートすることはなかなかない体験で、5名とも慣れないことに戸惑っている様子でした。
1/26(金)早朝の現地到着後は、荷物運搬や部屋への誘導等を行い、午後からはゲレンデに行き、スキー教室のサポートをさせていただきました。部員5名はチェアスキー(車いすスキー)班を担当しました。主な活動内容としては、車いすの乗降のサポート、チェアスキーの後ろを追って、受講者の方が転んだ際の起き上がりをサポートすること等です。どちらも初日は時間がかかり、受講者の方を不安にさせてしまうことが多かったと思いますが、慣れていくうちに素早い時間で正確にサポートすることができたように思います。
スキー教室終了後、宿舎に戻ってからは入浴介助や食事介助などもさせていただきました。
私は全盲の方の入浴介助をさせていただきましたが、日を重ねるごとに部屋から大浴場までの道のりをスムーズに歩いて行かれるので、正直驚きました。
受講者やスタッフの方の中には、天理大学ラグビー部を日頃から応援して下さっている人や、12/23の大学選手権準々決勝・東海大学戦をキンチョウスタジアムで観戦した方もおられたことを知り、引退した今、改めて周りの多くの方々のご声援の中でラグビーができる環境が当たり前ではなく、感謝すべきことなのだと強く感じました。
また、ある講師の方から「失ったものを数えるな。残ったものを活かせ。」という言葉をいただきました。
卒業後、それぞれの進路に進む4回生5名にとって、強く心に残るメッセージになりました。
この5日間のスキー教室に参加した5名にとって大変貴重な体験をさせていただきました。
今回、このような機会を与えてくださった社会福祉法人大阪市障害者福祉・スポーツ協会障がい者スポーツ振興部をはじめ、大阪市障がい者スポーツセンターの皆様、その他スキー教室の講師・関係者の方々に改めて感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。